キャンプの行く末。

kobanashi

キャンプとは自然の中に身を置き、衣食住を外で行う行為だ。その為に必要な道具がありキャンプ場がある。

大体の人が、非日常をキャンプ場で楽しむ。良くも悪くも”逃避”である。自分が生活しているベースと、そうではない場所を移動して癒され活力を得る場。

僕はこの間”スモールハウス”という本を読んだ。必要最低限の家と道具で暮らす人の本。僕自身は2800万の住宅ローンと引き換えに家を手に入れ、暫くは返済にあくせくしながら生きるんだろう。しかし本の中の人達は少ない資金で”納得した家”を立て暮らし、とても自由だった。

これは日常と非日常を無理なく融合し、IT技術を使って自由に暮らす方法だなと思う。すると日常と非日常を行き来する必要が無くなるんじゃないだろうか。山奥に暮らしアウトドアな日常にいながら、PC、スマホを使い生計を立て、たまに文明というアトラクションで楽しむという生活ができると思う。

ネットで検索すると、少ない予算で建てることが出来る家は無数に存在していて、貧乏だから小さい家に暮らすとは違う、熱気の様な物を感じる。

だけどまだ自分に必要なものを的確に選ぶという技術は、物や選択肢が溢れた今、凄く手に入れにくいスキルだから、スモールハウスインフラについていける人は少ないと思う。

だけど”終身雇用の揺らぎ”やAIの普及によって、何か新しい”気づき”がポツポツと現れ、その時キャンプという行為は下火になるか、もっとサバイバルなカテゴリーに寄るのかもしれない。

いずれにしても自然と向き合う事は、もう少し”自然な行為”に昇華する可能性がある。

それでは、また。ばいばい。

プロフィール
この記事を書いた人

キャンプ歴10年、生涯キャンパーを自称するオヤジ
2児の父
趣味は読書に散歩にDIYと、もちろんキャンプ
キャンプにまつわる、あれこれ雑記ブログ。

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