購入動機と破損までの道のり
タープと言ってもキャンプでよく使う形状のものではなく、いわゆる運動会タープの事だ。運動会タープってなんぞやという感じだが4本足の四角いタープと言えばわかるだろうか。
ぼくもまさに運動会で使用するべく購入したのだが、全然出番は無かった。運動会といえば、お昼に親の元に子供がきて、3段くらいのお弁当をみんなで食べるのが定番だが、コロナの到来で自粛ムードになり、全学年が一斉に競技をすることもなくなり当然のごとく定番のお昼もなくなった。結局タープは日の目を見る事なく存在意義が薄まってしまった。
しかし幸運な事に、我が家には週末にBBQをする習慣があったので価値は薄まらず…のはずだったのですが、2回目ほどのBBQ時に破損させてしまった!
原因は無理な力を加えてしまって、金属のフレーム部分(伸縮可動部)がポッキリ折れてしまったのだ。完全に僕のミスで心も折れかけました。使いたいという気持ちさえも折れてしまい。しばらく収納袋にいれたまま未使用で放置することになってしまったのだ。
再利用。
僕の自宅前には小さな駐車スペースがある。乗用車2台分が停められるくらいの大きさ。しかし僕と嫁と母親の計3台の車がある。幸いなことに、すぐ横に砂利の空き地があり嫁の知り合いの方の持ち物で、安い金額で貸してくれているので、1台は駐車することができる。近いと言っても距離があるため、雨が降る日は、乗り降り時走って転びそうになるとか、大雨の時には家にはついているのに小降りになるまで車内で待機してタイミングを見計らってダッシュするなど、色々と都合が悪かった。かといってカーポートを作るなど経済的に余裕がなかったし、そもそも借りている土地なので無理だった。
しばらくはそのままの状態で生活していたが、ある日その問題と未使用のタープがリンクして「タープを屋根にしてカーポートみたいに使えばいい!」と思いついた。いままでもアウトドア用品を違う用途に使った事はある。ひん曲がって若干錆びたコールマンの焚き火台は、庭の植物の鉢として使っているし。キャンプを始めた初期の頃に手に入れたキッチン台も自宅前には広げて料理したりしている。
初期の頃のキャンプ道具、みなさんも倉庫に眠っては居ないだろうか、長年キャンプをしていると、道具に対しても価値観が変わってきてしまい使用頻度が落ちてしまったりする。最初はコスパ重視で始めたけど、どっぷりキャンプにハマってしまいアップグレードしたりすると、どうしてもレギュラーメンバーから外れてしまう物があるはず。あるあるだと思うし、それは仕方がない事だ。機能が追いつかなくなったりスタイルが変わったり購入したが予想と反して使わないなど。
だけどやっぱり道具は使い倒してなんぼです。視点を変えて、別の使い方を考えてみるて新しい役割が生まれて来るかもしれない。そもそもキャンプ道具は衣食住にまつわるものであるだろうから工夫1つだと思う。不用な物は、リサイクルショップで売るという選択肢もあるかもしれないが、少し考えて試行錯誤するのをお勧めしたい。
たぶん試行錯誤することによって、自分に必要か不必要なという判断能力げ鍛えられ、新しい物を手に入れようとする時、無駄な物、使わなくなるものを買わないようになっていくと思う
道具への愛というよりかは、自分の選択の精度をあげて、結果として納得すり買い物ができると思う。それでも欲しいものは、欲しい物なのだ
煩悩を捨てて、懸命な判断を。
それではまた。ばいばい
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