地元のアウトドアショップで見つけたマッチケース、目立つ緑のパッケージングのCOGHLAN’S(コフラン)というブランドのものだ。
COGHLAN’Sとは
思い返せばよく見るブランドではある。緑のベースに赤く目立つCOGHLANSのロゴ、商品名が黄色で表示されているさっぱりとしたデザインだ。カナダ発祥のブランドで、ノーム・コフランによって設立された。ノーム・コフランは、コールマンに12年間働いていた人物、コールマンといえばガソリンランタンやコンロで有名なブランドで、キャンパーの登竜門的な存在。使う人に寄り添ったコスパにも優れたコフランの特徴にもうなづける。スチール製の折りたたみトースターが有名で、簡単な機構でトーストを4枚同時に焼くことができる画期的な製品だ。
兎にも角にも、あらゆる製品が3000円もあれば買えてしまうというコスパの良さ、キャンプ初心者にはありがたい設定で、コフラン製品でキャンプ道具の大半は揃えることが可能と言っても過言ではないはずだ。
仕様
素材はスチール、パッケージがなければ何なのか分からない程のシンプルな外観。マッチといえば四角い紙の箱に入っているイメージなので、こいつに収納すればかなりスタイリッシュなのは間違いない。、しかし不思議とクラシカルで温かみも感じられるような気がする。ズボンのポケットに突っ込んだり、デイパックに収納して持ち歩いたり、使用することを想定すればするほど、ワクワクするばかりだ。
↑銀色で無骨感満載である。少々手荒く使っても問題なし
使用手順
①ギザギザを掴み反時計回りに回転させる
②蓋部をスライドさせる
あれ?やり切れない、擦り切れない気持ち
構造的にもシンプルで、使い方も簡単、もちろん完全防水だ。ただ買ってから気づいたのですが「マッチ擦るのはどこ?」っと、そうなんです擦る場所ないんです。見えてないだけであるのではと、舐めるようにみたり覗き込んだりしてみましたが、やはりありませんでした。自分のマッチに対する認識が間違っているのか、少し悩みました。僕にとってマッチとは仏壇の蝋燭に火をつける道具でした。幼い頃に許された、公式の火遊び(そういう言い方はよくないかも知れない)の道具。色々考えてもしょうがないので手持ちのファイアーライターの擦る部分をハサミで切り取り、急拵えで作成。なるほどさすがアメリカの北の国の発祥、DIY精神までも刺激する製品なのかと、壮大な勘違いしながら、瞬間接着剤としばらく格闘していました
↑急拵えで作った、着火システム
そして完全防水なのに、外側に着火システム作ったら火がつかないねと嫁に突っ込まれてしばらく黙っていた私でした。akioのカスタムは続く。
みなさんのキャンプ熱がマッチに火をつける。それではまた、バイバイ。
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