四徳温泉キャンプ場での記録。

キャンプの記録

今回のキャンプは。

一泊二日のキャンプ、場所は長野県にある『四徳温泉キャンプ場』今回で4回目になるが、好きなキャンプ場ランキング、歴10年にして不動の1位である。サイトは焚き火サイト、家族4人で向かった

光るONSENCAMPのロゴ、管理棟入口にて

目玉は。

目玉はずばり”焚き火サイト”だ。直火ができる。普段はイワタニ”焼き上手さん”で肉を焼いて食べるのが多いが(家族全員牛タンフリークだ)直火なら、いつもと違うワイルドな調理が可能なのでワクワクする。直火ができるキャンプ場は数が少ない、基本的には焚き火台を使用する所が多い、自然へのダメージを軽減するためのものなので僕自身も大いに賛成だけど、やはり直火で焚き火を楽しめるのは、最高です。(直火には直火のマナーがあるが)だいたいは火を起こす場所(ファイアーピット)は決まっているのでルールを守り直火を楽しみましょう。

今回のテントの布陣は…

両テント共ロッジタイプで金属の骨組みで自立するタイプ
オレンジがガレージテント、後ろがオーナーロッジ

今回はOgawaのオーナーロッジとtentmarksのガレージテントで幕をセッティングしました。僕は岐阜に住んでるんですが、もう夜は肌寒い。じゃあ長野はもっと寒いよね、という予想から石油ストーブは必須と判断しました。そうなると機密性が大事になってくるので、ロッジ型を2つ合体させて暖かく過ごそうという算段。

石油ストーブの上にはやかんをセットし加湿

石油ストーブはTOYOTOMIのギアミッション、高火力で冬キャンプでは重宝する。男心をくすぐるデザインで一目惚れで即購入、同じく対流式ストーブのアラジンと比べると圧倒的なパワーの差。しかしパワーと引き換えに燃料消費が激しいので、注意が必要です。

まず管理棟へ

まず着いたら駐車場に車を停めて、管理棟で受付を済ませます。

砂利の駐車場

ちょっとした坂を登り管理棟へ、僕はいつもキャンプ場に着く頃には、精神的にバテる事が多い。常に高速で気を張ってるからなのか、設営が嫌いなのか、うん多分設営が嫌いなんだと思う。

管理棟に続く坂道
管理棟

管理棟は、おちついた雰囲気の木造の建屋中には受付、休憩所、飲食できるスペースに物販もある、ここで受付を済ませ、各種説明を受けて、その後車で乗り入れるのだ

真ん中は温泉の入り口

上を見上げると熊の剥製が鎮座する。山には熊が住んでいる、キャンプと言えども自然で遊ぶ事に危険が含まれることを再認識するのは僕だけか?まず熊に遭遇することはないだろうけど、リスには遭遇した。とても可愛い。

場内に点在する木彫り

とにかく木彫りの彫刻作品が多い、子供と一緒に見て回るのも楽しい。製作者は不明だが力強い作品があちらこちらにある。

ふくろうの彫刻
管理棟入り口の熊の彫刻

トイレが可愛い

下の写真は焚き火サイトから1番近いトイレ。丸みを帯びた屋根の可愛い丸太のトイレだ。

内部もとても綺麗に管理されていて清潔そのもの、リスのオブジェが小粋だ。夜もとても明るいので夜中に子供が、トイレに起きても安心で安全。

お初のスウェーデントーチ

スウェーデントーチを今まで使用した事がなかった。もし我が家にチェーンソーがあれば自力で作ったかもしれないが、我が家にはそれがない。まぁ自宅に薪ストーブがあるわけではないので必要はないわけなんですが(本音は欲しい)。しかも販売されているものは高い!おいそれと手がだせなかったのである。

しかし今回なんと隣のサイトの方から譲ってもらいました。この場を借りてありがとうございます。

譲って頂いた方から、真ん中の窪みに着火剤を突っ込んで火をつけ、側面の溝から空気をいれれば火がつくと説明がありましたので(ご丁寧にも)やってみました。少し湿っているので苦労するかもとのことでしたが、ご心配の通り苦戦しました。こればっかりは仕方がない。めげずに格闘した末に安定させることに成功。これはこれで中々難しい。

あとは真ん中から徐々に燃焼し、やがて鬼ヶ島の様な形に。驚くべきは燃焼時間、夕方の18時頃に着火し就寝する0時頃まではゴーゴーと燃え続けました。完全に燃やしつくしたかったので、倒してみたり、ひっくり返して見たり色々遊ぶのも、これまた楽しかった。

ごうごうと燃える内部、輻射熱で暖かい

キャンプ飯

家族全員牛タンフリーク、定番の牛タンをいただきます。調理器具にはグリドルをチョイス、その良さは軽くくっつかず形状が調理しやすい。あとは調理の幅広さ、焼きはもちろん鍋蓋を使用すれば蒸し料理が可能、揚げ物も有り、我が家の定番の調理器具だ。当初直火で調理するつもりだったがスウェーデントーチに乗せてみると、かなりの安定感がある事が発覚。真ん中から燃えていくスウェーデントーチの特徴によってできる形は、そのままゴトクの役割も果たす事が発覚したのだった。焚き火なしでトーチのみという選択肢も考えられる。

炭水化物は、今回は袋麺をチョイス。金物屋に売っていそうなこの鍋、普通にホームセンターにある鍋。30センチも無いぐらいのサイズですが、頑張ったら袋麺4人分くらいは一気に作ることが可能。ただ汁は少なめになるため、飲み干すのはやめたほうがいい、喉がカラカラになります。

家族で協力して料理を作るのはいいですね。うちは娘2人なので花嫁修行も兼ねています。キャンプ場でさらっと料理を作れる女性は結婚できるはず。いや結婚なんてまだまだ、微妙な心境です。

コールマン ノーススター

メインのランタンはコールマンのノーススター。ホワイトガソリンではなく燃料は、OD缶だ。ガスランタンの特徴は燃焼時に独特なシューという音がする所。人によってはこの音が嫌だという方もいるが、僕は余り気にならない。ただコスパの面ではホワイトガソリンには勝てない。OD缶はサイズに大小2種類があるが、使用したのは大。1泊なら問題はないが、2泊以上になるともたない。2本持ちとなると案外スペースをとるが、ポンピングを必要としない事を考えると、取り扱いが簡単でよいのだ。マントルは他のコールマンのランタンとは違い少し長いタイプ。その分値段も高いが、光量が必要ならツーマントル分よりは安くなっている。その辺の選択は、人それぞれ異なるとは思いますが、まぁ好きにすればいいと思う。

コールマンの定番色の赤と緑

こちらは、tentmarksとカメヤマキャンドルがコラボしたキャンドルランタン。僕は別売りのオイルケースを使用し、灯油で明かりを灯している。メインランタンとしてではなく、テーブルランタンや寝ている時の明かりとして使用している。寝る時は真っ暗なのがいいとは思うが、夜中子供がトイレに目を覚ました時に、ハンディーライトを探すのに真っ暗では心配だからだ。就寝中に灯油が心配という方は、LEDを使用するのがいいかもしれない。色はマットブラックと真鍮、色とデザインでクラシカルな雰囲気をかもしだせる所が魅力。キャンドルを使うのもいいが、後処理が大変。内部で溢れた蝋が、固まってこべりつくため取り除くには、お湯をかけて一度溶かす必要がある。そんな手間もまた良いと言えなくもないですが。

優しい明かりがテント内を柔らかく照らす

温泉でぽかぽか

このキャンプ場は温泉がある。それだけで他のキャンプ場との差別化は十分、温泉は最高。なければ近場の温泉、銭湯、または場内のシャワーを浴びにいかなければいけないが、結構面倒なので助かるわけだ。ここでは受付時に予め温泉を利用する旨を伝え、時間帯で予約しておく必要がある。すいている場合は大体でいいみたいですが。ぜひ温泉は利用することをお勧めする。

脱衣所

風呂と言えばドライヤー問題。男性はともかくとして、女性に自然乾燥はきつい。その点ドライヤーは準備されていたので完璧だ。シャンプー、リンスー、ボディーソープもちゃんとある。着替えとタオルを持ってこれば大丈夫である。僕の場合は30に差し掛かったあたりから前頭部に森林限界のような悲しい地帯があらわれ、今では自然乾燥というか歩行乾燥でなんとかなる。

まとめ

一泊二日のキャンプを終えて、やはり四徳温泉キャンプ場は大好きなキャンプ場でした。焚き火サイト以外にも様々なサイトがあるため。ソロ、ファミリーに対応してますし、サウナも楽しめる。設備も親切設計だし、雰囲気もいい。みなさんも是非利用して見てください。僕も今後もお世話になるキャンプ場です。

それではまた。バイバイ。

プロフィール
この記事を書いた人

キャンプ歴10年、生涯キャンパーを自称するオヤジ
2児の父
趣味は読書に散歩にDIYと、もちろんキャンプ
キャンプにまつわる、あれこれ雑記ブログ。

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